インディとは、冒険好きな心理カウンセラー服部雄一のニックネーム。日本とアメリカの二つの社会に住んでいる。気まぐれエッセイはカウンセリング、アメリカの生活、激動する日本社会など、インディのユニークな体験と視点を紹介します。狭山心理研究所主宰。多重人格とひきこもりの専門家。日本に神の栄光を願うクリスチャン。
2013年1月31日木曜日
2013年1月28日月曜日
2013年1月26日土曜日
潜在的ひきこもり(17)人の役にたたねばいけない(2/5)
人を喜ばす、人に誉められる、人を助けるなど、色んな役の立ち方があるよね。世間はそんな人たちであふれている・・・
でも、失敗したり、相手が喜ばなかったり、誰かに責められたりすると、自分の価値がないと感じる人がいる。
でも、失敗したり、相手が喜ばなかったり、誰かに責められたりすると、自分の価値がないと感じる人がいる。
人の役にたたねばいけないと思っている人は、本当は、一人ボッチなんだよ。だから、人に嫌われるのを怖がる・・・
2013年1月22日火曜日
2013年1月21日月曜日
激動する日本社会(2)放射能汚染とアメリカの報道
アメリカに来てから5週間が過ぎた。米国の報道を見ると、福島原発の放射能汚染について色んな情報が伝わってくる。その一つを紹介しよう・・・
Business Insiderは、日本政府が幼稚なやり方で放射能廃棄物の処理をしていると批判した(2013年1月8日)
Dumping Contaminated Debris Into Rivers
日本政府は2011年3月、福島原発の放射能汚染が東北日本に広がった時、最新の技術で処理すると約束した。
しかし、日本政府は、危険な放射性物質セシウムを取り除く技術をもつ外国企業を雇わなかった。代わりに、日本の大手建設企業にまかせたのだった。日本政府と県が大手建設会社を使うのは政治的な癒着のためである。
http://www.businessinsider.com/fukushima-radiation-cleanup-still-primitive-22-months-after-the-tsunami-2013-1 |
しかし、大手建設企業は放射能廃棄物の処理技術がないために、放射能汚染処理は幼稚なものになった。
彼らは、セシウムを取り除いていない放射能廃棄物のゴミ袋を路上や海岸に放置したり、放射能汚染の洗浄に使われた水を川に流している。そのために危険な放射性セシウムが環境汚染を続けている・・・
Business Insiderは、日本政府による100億円以上の放射能廃棄物処理そのものが災害の一部になったと報道した。
2013年1月14日月曜日
潜在的ひきこもり(15)自分が無い人たち Bさん
Bさんは8才の男の子の母である・・・
潜在的ひきこもりのカウンセリングを受けている。
口答えすると腹がたつ・・・
ナゼ枠からはみでるのか。Bさんは、息子が何を考えているのかさっぱり分からない。
Bさんをカウンセリングすると・・・
自分の感情マヒに気づいた。Bさんは、何を話したいか分からないし、何を感じているか分からない・・・
潜在的ひきこもりのカウンセリングを受けている。
Bさんは子どもが言うとおり動かなかったり・・・
口答えすると腹がたつ・・・
そして、子どもが怒ると恐くなる時がある・・・
長男はナゼ周りのことを考えないのか・・・
ナゼ枠からはみでるのか。Bさんは、息子が何を考えているのかさっぱり分からない。
子どもと仲良しのお母さんたち |
他のお母さんを見ると、子どもを上手に育てるように見える。だから、Bさんは他のお母さんのしつけを真似ている・・・
Bさんは、子どもと楽しむ母親を見ると、辛くなる。自分にはできない芸当だった。子育ては、母親の役割りを演じることだと思っていた。
Bさんをカウンセリングすると・・・
自分の感情マヒに気づいた。Bさんは、何を話したいか分からないし、何を感じているか分からない・・・
Bさんは自分が無いことに初めて気づいた。そして、「私は人間ではない」と涙を流した・・・
自分が無いBさんは善悪が分からない。だから他人がどう思うかで善悪を決める。Bさんが人にどう思われるか考えるクセは・・・
母子関係から始まった。Bさんはいつも母にどう思われるか顔色を伺っていた。
Bさんは人に嫌われる恐怖はとても強い。嫌われたら生きてゆけないと思っている・・・
Bさんは親に自分を見せない子どもだった。それは本音を言わない良い子になるという意味である・・・
Bさんの本当の自分は心の奥で眠っている。Bさんは赤ちゃん時代も、子ども時代も経験していない。だから子どもの気持ちが分からなかった。
自分を取り戻して息子との関係をやりなおしたい。それがBさんの切なる願いである。
自分を取り戻して息子との関係をやりなおしたい。それがBさんの切なる願いである。
2013年1月6日日曜日
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