2013年4月26日金曜日

子どもを拒絶する母親たち(1/5)ふん、そんな子どもはいらないよ。

社会的ひきこもりも、潜在的ひきこもりも、母親が子どもを拒絶するために発生する病気である。子どもを愛せない母親には幾つかのタイプがある。

まず最初は、子どもを所有物と考える母親のタイプ。外面はいいが子どもには厳しい傾向がある・・・


母親は、子どもが自分の幸福のために生まれたと勘違いしている。そして、自分が生んだ子を自由にしていいという身勝手な錯覚がある。

しかし、現実は子どもの方がもっと身勝手である。泣いてばかり、要求ばかり、ワガママばかり、母親の言うことなんか聞きはしない。

母親にとって、子どもは自分のことばかり考える自己中心的な存在である。子どもは母親のことを少しも考えていない・・・

母親は、子どもに裏切られたと感じて、「ふん、そんな子どもはいらないよ」という拒絶の気持ちがわいてくる。あまりにもイライラすると「殺してやる」という気持ちにさえなる。

このタイプの母親に育てられた子どもは、人に嫌われるのを怖がる大人に成長する。そして、自分よりも周りの気持ちを大切にする・・・

なんのことはない、子どもは母親の子ども時代と同じ子どもになるのだ。母親も、子どもも、誰にも愛されないと感じている。