2013年4月28日日曜日

子どもを拒絶する母親(2/5)母に愛されなかった母親

ひきこもりクライアントの母親の多くは、自分の母に愛されなかった生育歴がある。

母は私を嫌っていた、母は私に興味が無かった、母は私よりも弟の方が可愛かったなど、母親は一人ボッチの子ども時代を過ごしている・・・



母親に愛されたい娘たち ヒプノセラピーと出会い気づいた23のこと。
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102881845


母親は、親にメイワクかけるのを恐れて、自然にガマン(感情マヒ)の良い子になる。これは、母に甘えたり、一緒に遊んだり、頼ったりしない子ども時代を過ごすという意味である。

母に甘えたことがない母親は子どもの気持ちが分からなくなる。だから、自分の子どもが怒ったり、要求したり、ワガママを言うと、どう対応していいか分からない。

自分がガマンしたことを子どもが要求すると、母親は腹がたって、イライラを抑えられずに、子どもを叱ったり、ムシしたり、不機嫌になったり、怒ったりする。

とにかく、子どものワガママ、自己中心性、自由さに腹が立つのである。

しかし、その子どもは「お母さんは僕を嫌っている」、「お母さんは私よりも弟の方が可愛いんだ」と感じている。

悲しい現実だが、母に愛されない体験は母から子どもに連鎖する。