2013年2月28日木曜日

グループセラピー2013(1)、2/3

グループセラピーの目的の一つは快復した人の体験を聞くことだ。今回は、男性を愛するようになった女性が参加者の注目を集めた・・・

Kさんは、孤独な子ども時代を送り、誰にも理解されない人間関係に苦しんできた。その彼女がセラピーを通して最後に学んだサバイバルの方法は「人を信頼すること」だった。

人を信じるようになったKさんは、彼女を愛する恋人を見つけて、彼と人生を供に生きる決心をした。彼がプロポーズしたからである・・・





親と絆を持てなかった人間が恋愛結婚できるという話は、グループセラピーの参加者に大きな希望を与えた。

特に、独身のクライアントは、ひきこもりが治れば異性を愛して、結婚できる可能性を見ることができた。彼らは、将来は自分も暖かい家庭を持てるかもしれないと感じた。そんなKさんの話を聞きながら涙を流す人がいた。

私は、異性を愛せるという変化が他のクライアントにこんな希望を与えるとは想像していなかった・・・