2013年4月17日水曜日

感情マヒ(5/5)自分が無い

感情マヒは複雑な症状を生む・・・

道化を演技する人が、真の感情を感じると、人が恐くなる。

相手に合わせる人が、真の感情を感じると、人と一緒にいるのが辛くなる。

もっとひどい感情感情マヒの人は、何も感じなくなり、自分が消えてしまう・・・






自分が無い人は、人にどう思われか考えながら行動する。人が良いといえば良いし、悪いと言えば悪くなり、自主性はゼロとなる。

自分が無い人は、善悪は分からないし、したいことが分からないし、何も決められない。自分でも嫌だが、他人の考えが心の中にすっぽりと入ってくる。

自分が無いと人を愛せない。異性を愛せないし、子どもを愛せないし、友人を愛せない。そんな人は、相手に嫌われないように気配りするが、しかし、誰とも親しくなれない。

自分が無い人は与えられた役割りを忠実に果たすのを好む。しかし、恋人や自分の子どもからロボットのように見られる時がある。

こうした症状は幼児期に始まる。ひきこもりのカウンセリングをすると、必ずと言っていいくらい、ショックで感情マヒした幼児が見つかる。母に拒絶された自分である。