2014年7月27日日曜日

悪霊について(4):さびしい子供を狙う悪霊

社会的ひきこもりも、仮面ひきこもりも、幼児期に母と気持ちのつながりがない。悪霊はそんな孤立した子供を好んで狙う・・・

「お前といつも一緒にいるよ」、「心配しなくていい。私が守ってあげる」、「あなたの気持ちは分かる。私が一緒にいるよ」は、天使や友だちのフリをする悪霊が、子供に近づく時の甘い言葉である。

一人ぼっちの子供は簡単に騙されてしまう。しかし、悪霊が一度心に入り込むと、「誰もお前を好きではない」、「お前は皆に嫌われている」、「本当のことを言うと嫌われるよ」などと心の中でつぶやき、子供をもっと孤独にする。そして、「誰も信用できない」と騙す・・・



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天使のフリをして近づく悪霊は、群れから離れた子羊を狙うオオカミと似ている。オオカミは羊の皮をかぶって近づいてくる・・・

悪霊や霊的戦いの本(日本語には翻訳されていない)を読むと、悪霊はウソしかつかない、悪魔と会話してはいけないという注意が書いてある・・・

大人でも騙されるのだから、さびしい子供が騙されるのは無理はない・・・

2014年7月25日金曜日

馬の蹄鉄

朝、シャバラム公園を散歩していたら、







馬の蹄鉄をつける場面に出くわした・・・








これが蹄鉄。馬のひずめに釘でとりつける。これがあると人を乗せてもひずめ(爪)が減らない・・・







この人が蹄鉄をつける職人さん。真っ赤に焼けた蹄鉄をトンカン叩いて形を整える・・・









最後はグラインダーで蹄鉄を滑らかにして、








釘でひずめに打ち込む。こうした鍛冶屋は昔の西部劇で見たことがある。がっしりした人が多かった。




2014年7月22日火曜日

悪霊について(3):悪魔のささやき

悪霊は患者を孤立させるのが好きだ。お前は誰にも愛されていない、誰にも必要とされてないという考えを患者の心にささやく。

誰もお前を好きではない・・・

そんなことをすると皆に嫌われるぞ・・・

お前はいない方がいいんだ。皆はその方がうれしい・・・

お前を愛する女性(男性)などはいない・・・

本当の自分を見せると人間関係は壊れるぞ・・・

患者はこれを自分の考えと勘違いする。それを運命と思い込むと、結婚や人間関係を諦める気持ちさえ生まれる。



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しかし、これは悪魔のささやきである。仮面ひきこもりや、社会的ひきこもりは、悪魔の騙しに気づくと我に返る。真実を知ると悪魔に対して戦う気持ちが生まれる。

悪魔は孤独な人間を好む。孤立感は悪魔の温床であり、その人を支配する足場となるからだ・・・

「人に嫌われているという考え」はすべて悪魔のささやきである。


2014年7月21日月曜日

HROCK 教会

カリフォルニアに戻ってから一週間がすぎた。今日は友人に誘われてパサディナのHROCK 教会へ行く・・・




アンバサダー公園の昔の持ち主の屋敷



教会の前には・・・






パサディナの史跡AMBASSDOR GARDEN(アンバサダー庭園)がある。




右がHROCK CHURHの建物



HROCK 教会は精霊の導きを重んじる国際的な教会である。主任牧師は韓国系アメリカ人チェ・アン氏・・・




教会のロビー


この建物は昔は劇場だった・・・







全員が賛美歌を歌う。まるでロック・コンサートのような活気があった・・・








ウォーレス牧師がイスラエルの総領事を紹介した。イスラエルのテロリストとの戦いをサポートするためだ。




イスラエル大使館総領事



イスラエルはハマス、アルカイダからテロ攻撃を受けており、昨日はイスラエル軍が総反撃を開始した・・・

イスラエルに一ヶ月間に打ち込まれたロケット弾は2000発以上。ほとんどが軍事施設でなく、民間人を狙った攻撃だ・・・

テロリストは地下のトンネルを掘ってイスラエルの市内に忍び込み、民間人を誘拐してゆく・・・

総領事は「我々は邪悪な力に屈服はしない」と宣言。クリスチャンのサポートを求めた。彼が話す間は側にボディガードが二人ついていた・・・






アメリカ人、アジア人、ヨーロッパ人、アフリカ人、南アメリカ人など、アトランタ、ポートランド、パサディナでは様々な人種のクリスチャンに会った。

真にイエスに従うクリスチャンは人種・国籍を越えていた。神が人間を創られたからだ。私たちは国境を越えた兄弟である・・・

「神の前にすべての人は平等」という言葉は思想ではなく、感覚となる。


2014年7月15日火曜日

Japanese International Baptist Church(日本国際パプテスト教会)

7月12ー13日、オレゴン州ポートランドを訪ねた。そこにJapanese International Baptist Church(日本国際バプテスト教会)がある。




ポートランド市。遠くに見えるのはフッド山(3429m)。日系人からオレゴン富士と呼ばれている。


日本語と英語の礼拝があるJIBC (http://jibconline.net)は、マイク横井、ケンジ横井(息子さん)トム八十(やそ)、ピーター・ラドレイが牧師をしている。

彼らは、日本人をイエス・キリストに導きたいという熱い思いをもつクリスチャンたちだ。





私は礼拝後にひきこもりについて話した。日本には社会的ひきこもりが220万人、人口60%以上(推定)の仮面ひきこもりがいる・・・




社会的ひきこもりは、結婚しないために子孫を残さない、その多くが親の死後に餓死する可能性があると話した。






異性と親しくなれない仮面ひきこもりは、見合い結婚が無いために結婚が難しいと説明した・・・





参加者は話を聞いてショックをうける。しかし、日本の将来を真剣に考える日本人とアメリカ人がここにいた。彼らは日本のために何かしたいと願っていた・・・



2014年7月12日土曜日

(2/2) FREEDOM IN CHRIST MINISTRIES(キリストによる解放ミニストリー)

ニール・アンダーソンが始めた「キリストによる解放ミニストリー」は、クリスチャンの霊的な戦いをうながす運動である。




ニール・アンダーソン著



130万部以上のベストセラーとなったBONDAGE BREAKERは、私たちの世界は悪霊に支配されている、クリスチャンは霊的な戦いをすべきと教えている・・・


200万部以上のベストセラー、ニール・アンダーソン著






VICTORY OVER DARKNESSは、サタンがどのように人間を騙し、クリスチャンを苦しめてるか教えている。キリストの自由を得るために、クリスチャンは新しく生まれ変わらねばならない・・・




ニール・アンダーソン共著





戦場の兵士は武器をとって敵と戦わねばならない。SPIRITUAL WARFAREは、サタンの偽りに対して、キリストの権威という武器で戦うことを教えている。





ニール・アンダーソン著




クリスチャンは悔い改め、許し、キリストの弟子となって神と正しい関係をもたねばならないと、ニール・アンダーソンは熱っぽく訴える・・・



ニール・アンダーソン



会議の参加者はニールを心から尊敬していた。しかし、彼はカリスマ的リーダーではなかった・・・

ニールは良き夫であり、良き父親であり、良き友人であった。彼は自分の弱さや問題を正直に話し、誰とも気楽に話して、ユーモアのセンスがあった。

ニールを慕う人たちは、彼の暖かさ、誠実さ、クリスチャンとしての信仰を信頼しているのだった・・・




4日間の会議を通して、私が日本で体験した悪霊現象はどこの国でも同じだと学んだ。

サタンは国境を越えて、人間を孤立させ、クリスチャンを神から切り離そうとする。私たちは霊の戦いの中にいる・・・




2014年7月9日水曜日

(1/2) FREEDOM IN CHRIST MINISTRIES(キリストによる解放ミニストリー)

6月30日にFreedom In Christ Ministriesの国際会議に参加した。場所はアトランタの北にあるSimpsonwood Retreat Center。


宿舎のギブソン・ロッジ


メソジスト教会所有の会場は深い森の中にある。クリスチャンの会議や研修に使われる場所だ・・・




会場には、私が参加したので日本の国旗があった。



FICMはニール・アンダーソンが1989年に始めたミニストリーである。28カ国以上のクリスチャンが25周年を記念して集まった・・・







ニールは、クリスチャンは「霊的な戦い」の中にいると主張している。イエス・キリストの権威と悔い改めを通して、悪霊の束縛から解放するミニストリーを全世界のキリスト教会に広げている・・・



参加者の夕食会


参加者は全員が「霊的な戦い」(Spritual War) の戦士である。彼らは「クリスチャンは悪霊に支配されない」という迷信を信じていない。油断すればクリスチャンは悪霊に騙されて支配される。実際、聖書にそう書いてある・・・



FICMの歴史を説明するニール・アンダーソン



私が日本の悪霊現象について話すと、誰もが理解してくれた。その実態はヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカも同じ。どの悪霊も人間を騙して不幸にする・・・




会場の裏の森



4日間の研修は、私の予想を越える、実りの多いものだった・・・






2014年7月1日火曜日

Prophetic Deliverance(予言的悪霊解放)

6月26日にアトランタ国際空港に到着。次の日に車で4時間ほど南に行き、森に囲まれた道路を抜けると、そこにベアー・クリーク・ランチがある。




牧場入り口



ここはクリスチャンを悪霊の束縛から解放するための施設である・・・



正面から見た建物。この後ろに解放の建物がある。




金曜日の11:30にクリスチャン19人が全米から集まった。参加者はアメリカ人ばかり。日本人は私と家内だけ・・・



右がゲストハウス



参加者はそれぞれに個室が与えられ、


左は壁にかかった鹿の剥製。鹿は周囲の森にたくさんいる。



ゲストハウスにはゆったりした居間があった・・・



牧場にいる馬


ランチ(牧場)のオーナーはティム・マーサー。彼は"Prophetic Deliverance"(予言的悪霊解放)の著者である。









元牧師のマーサーは20年以上、クリスチャンを悪霊の束縛から解放するミニストリーをしている。彼は多くのクリスチャンが悪霊に縛られており、それがクリスチャンの生活を惨めなものにするという。




悪霊解放する建物。専用の部屋が二つある。左の白い建物は食堂。



ティムによると、悪霊から解放されたクリスチャンは神と新しい関係を作る。その結果は新しい自分と自由な生活によって示される。

宣伝はしないが、予言的悪霊解放の評判は口コミで広がっており、参加者はほとんどが友人の紹介か、本の読者である。




悪霊解放の部屋。真ん中に解放される人が一人座る。夫婦の場合は二人一緒に座る。



私は悪霊解放を見学するために来た・・・

解放されるクリスチャンは真ん中の椅子に座る。周りには祈りのグループ8人が座る。全員がクリスチャンである

祈りのグループは聖霊に祈り、それぞれが自分の中に浮かぶ考えやイメージをメモする。そのクリスチャンがどんな悪霊に支配されているか調べるのだ・・・

グループメンバーは参加者について何も知らない。しかし、聖霊の導きにより、参加者の個人的な問題を見つけることができる。

その理解が的確なので参加者はびっくりする(それゆえに予言的悪霊解放という)。

そして、祈りのリーダーが支配的な悪霊を見つけると、参加者と共に断ち切りの祈りをする。







参加者は三日間一緒にすごすので、自分がどんな悪霊の影響を受けたのか、自分への新しい気づきなど、お互いに話題はつきない・・・






18エーカー(72平方キロメートル)の広大な森と牧場は、鳥のさえずりと虫の声しか聞こえない静かなところ・・・