2013年1月21日月曜日

激動する日本社会(2)放射能汚染とアメリカの報道


アメリカに来てから5週間が過ぎた。米国の報道を見ると、福島原発の放射能汚染について色んな情報が伝わってくる。その一つを紹介しよう・・・

Business Insiderは、日本政府が幼稚なやり方で放射能廃棄物の処理をしていると批判した(2013年1月8日)




Fukushima Cleanup Workers Have Been 

Dumping Contaminated Debris Into Rivers

Read more: http://www.businessinsider.com/fukushima-radiation-cleanup-still-primitive-22-months-after-the-tsunami-2013-1#ixzz2IZLHiAdc




日本政府は2011年3月、福島原発の放射能汚染が東北日本に広がった時、最新の技術で処理すると約束した。

しかし、日本政府は、危険な放射性物質セシウムを取り除く技術をもつ外国企業を雇わなかった。代わりに、日本の大手建設企業にまかせたのだった。日本政府と県が大手建設会社を使うのは政治的な癒着のためである。



fukushima
http://www.businessinsider.com/fukushima-radiation-cleanup-still-primitive-22-months-after-the-tsunami-2013-1




しかし、大手建設企業は放射能廃棄物の処理技術がないために、放射能汚染処理は幼稚なものになった。

彼らは、セシウムを取り除いていない放射能廃棄物のゴミ袋を路上や海岸に放置したり、放射能汚染の洗浄に使われた水を川に流している。そのために危険な放射性セシウムが環境汚染を続けている・・・

Business Insiderは、日本政府による100億円以上の放射能廃棄物処理そのものが災害の一部になったと報道した。