2012年12月19日水曜日

絶望と試練と希望

友人のカナダ人の宣教師が、絶望と試練の違いは希望で決まると教えてくれた。



闇の中を歩く・・・



絶望には希望がない・・・・



どこにも光が見えない。


闇の出口が見えないからだ。



しかし、試練は・・・



しかし、試練には希望がある・・・・




遠くに光が見える。


闇の出口が見えるからだ。試練はトンネルの中を歩くようなものである。

この話を聞いて、私はクライアントのことを考えた。ひきこもりのカウンセリングは試練である。過去のトラウマに一つひとつ向き合う苦しみは永遠に続くように思えるが・・・




新しい生活への希望は闇を歩く忍耐を生みだす。



クライアントは闇の中に希望が見える。希望は絶望を試練に変える。そして、人に忍耐を与える。トンネルを抜ければ新しい人生が待っている。