2012年8月20日月曜日

トレド美術館(1/2)

友人にさそわれて、私と家内はオハイオ州のトレド美術館を訪ねた。トレド市はホーランドから車で4時間くらいのところ。地図で見ると簡単だが、ミシガン州からドライブするのは大変だった。






トレド美術館は,1901年、市民の有志7人が設立したプライベート美術館である。会員の寄付で運営するので入場は無料。建物は美術館とガラス展示館がある。コレクションの豊富さから、トレド美術館は全米のベスト美術館の一つに数えられている。

美術館を訪ねた時はちょうど、ローマ帝国(2世紀)、ギリシャ、エジプト、イラクの古い宮廷の調度品を展示していた。













 宮廷展示室から絵画室に移ると、ヨーロッパの作品が沢山展示されていた。モネの作品もあった。

右の紳士像はモネの作品



 













絵画室を抜けると彫刻が展示されている。とにかく大きい美術館である。ゆっくり見たら一日では見れない広さがある。









絵画、彫刻室を抜けると、ルイ13世時代、フランシス・バレリーという貴族の執務室が復元されていた。1650年頃のシャネル城の部屋である。360年以上も前、フランスの貴族は豪勢な生活をしていたなぁと、妙に感激した。








更に奥に行くと、中世ヨーロッパの作品が展示してあり、キリスト教関係の作品が数多くあった。

















オハイオ州はクリスチャンが多いせいだろうか、美術館には宗教色のつよい絵画やステンドグラスをよく見かけた。

次はガラス展示館について。