2014年2月14日金曜日

グループセラピー(4/4):鎖を解き放つ主

グループ・セラピー参加者の半分以上は悪霊の存在を体験している。

心の中に入った悪霊は「お前はダメな奴」などの否定的な考えで苦しめる。「人に迷惑をかけてる」などの罪悪感で悩ますのはお決まりのパターン。「お前は嫌われている」、「人に気を許すな」と人間から孤立させるのは、悪霊が最も好むやり方だ。悪霊に操られた人はこれが自分の考えだと思いこんでいた。

悪霊は感情もコントロールする。自分の感情と思っていたら悪霊のダマしだった。ある参加者は「人を妬むのは自分が悪いと思っていた。でも、自分でも嫌になる気持は悪霊のせいだった」という・・・

悪霊に気づいた患者はニール・アンダーソンの「鎖を解き放つ主」を読んでいる。





これはクリスチャンのための本だが、悪霊に気づいた日本人ならば、アメリカ人クリスチャンの悪霊体験を理解できる。

本書は、悪霊のダマし方や影響が詳しく説明してある。頭の中で声が聞こえたり、自分を繰り返し責めたり、あるいは自分とは思えない考えが浮かんだり、体が固くなったりするのは、悪霊の影響が多い。

グループ・セラピーの目的の一つは、参加者に悪霊について知ってもらうことである。他の人の悪霊体験を知ると、信じていない参加者は悪霊への予備知識を身につけることができる。そうした人は、悪霊と戦うために「鎖を解き放つ主」が不可欠な武器となる。

アメリカで130万部以上売れた「鎖を解き放つ主」。クリスチャンでない日本人が悪霊の存在に気づいたら、本書は大きな意味をもつだろう。


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