2013年5月5日日曜日

子どもを拒絶する母親(4/5)母の告白

潜在的ひきこもりの治療を受ける母親たちの気持ちを描いてみた(特定の個人ではない)。
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悲しければ泣き、欲しければ求め、思った通り生きる人たち。自分と同じ形をした「人間」と呼ばれる人たちが楽しそうに生きる姿・・・

そんな自由な人を見ると惨めな気持ちになります。

考えてみたら、私は自分の幸福を考える余裕さえなかったようです。子どもの頃から親に気を使い、友だちに嫌われないように気配りして、世間にメイワクをかけないように生きてきました。


子どもが生まれた時に幸福になれるという淡い期待があったけれども、子どもの自由さを見ると、私はさらに惨めな気持ちになり、怒りさえ感じました。

夫?夫には私の気持ちなんて分かりません。夫と話すつもりなんかありません。

結局、私は自分が幸福になれると思っていないんでしょうねぇ・・・

私は何のために生まれたんでしょうか?